shineriポケット

やりたいことが多すぎる。

海辺で初ソロキャン〜準備から反省まで〜

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こんにちは、shineri(シネリ)です。

先日、初めて1人でキャンプをしました。いわゆるソロキャン。今回はその様子をおおくりします。

きっかけは、友人にコテージキャンプに誘われたこと。その時は8人でワイワイ楽しくバーベキューをしたのですが、そのとき私はこう思ったのです。


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それから色々と調べて徐々にキャンプギアを買いそろえ、今回のソロキャンを決行しました。

小学生の頃はYMCAに所属しており、月に1回は登山や飯盒炊飯、キャンプ的なものをしていたのですが、中学生以降キャンプとは疎遠でした。そのため、いちから準備しなきゃいけませんでした。

でも、新しいことを始めるって、楽しいですよね。

 

■参考にしたもの

準備するにあたり、こちらを参考にしました↓

モリノネチャンネル - YouTube

TVアニメ「ゆるキャン△」公式サイト

Popeye No. 869 試し読みと目次 | POPEYE | マガジンワールド

 

アニメ「ゆるキャン△」いいですね。私は素朴で落ち着いたキャンプがしたかったので参考になりましたし、モチベーションもアップしました。外遊び系の雑誌はオラオラ感が強くて私にはあまりピンときませんでした。

 

■準備(道具とパッキング)

ということで、ソロキャン準備!

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↑こちらが主なソロキャンギアです。

上段左から、

・電池式LEDランプ(見た目重視)

・snow peak テーブルオゼンライト

琺瑯マグ(中にティーバッグ、即席麺、ライター)

・snow peak ステンレスケトル(中にギガパワーストーブ"地"、ガス250g、無印良品布巾、キッチンペーパー)+風呂敷

下段左から、

・ペグハンマー

・Naturehike 1人用テント

・エアーマット(枕付き)

・折りたたみ椅子

・寝袋

 

私は自家用車を持っていないので、徒歩と公共交通機関で移動できるようにパッキングします。

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愛用の小型キャリーバッグ(使用歴11年目)に上記道具が全て入りました。

続いてリュックサックに入れる小物類などを準備。

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リュックの荷物はこんな感じ。

・蚊取線香とマッチ

・財布

WALKMANBluetoothイヤホン

iPadAmazonプライムでドラマ「ケイゾク」(1999年)をDL済。

・読みかけの五来重『日本人の地獄と極楽』(吉川弘文館、2013年)

・ゴミ袋、ウェットテッシュ、テッシュ

・ポーチの中に日焼け止め、虫除けスプレー、汗拭きシート、メガネ、薬類

・手拭い

・三戸の林檎、ホットヌードル(坦々麺)、遠野焙煎のドリップパックコーヒー、食べかけのプッカ

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これにてパッキング完了!

キャリーバッグには仮面ライダーWのピンバッヂがついています。暑いので帽子を忘れずに。

 

■決行

15時頃、JR八戸線に乗って種差海岸駅へ。

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種差海岸駅に到着しました。無人です。

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駅から海に向かって歩いていくと……

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種差海岸の天然芝生!

海のすぐそばまで芝生が生えています。海抜ほぼ0mなのに高山植物が生息しているのですよ。東山魁夷《道》のモデルになった場所も近くにあります。

到着後お腹が空いたので、種差インフォメーションセンターのカフェでハンバーガーを食べました。

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種差海岸インフォメーションセンター

センターではバーベキューコンロなどを貸し出していました。

さて、駅からインフォメーションセンターを通り過ぎて道沿いに歩くと、踏切の手前にキャンプ場入口が見えてきます。

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受付で名前を書いて、利用料500円を支払いました。

海に向かって右側からキャンプサイトへ。けっこう利用者がいました。7〜8月はもっと多そうですね。

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説明書通りにやるのは得意なので、ぶっつけ本番でテントを組み立てましたが、海外製の説明書が思ったより難解で、四苦八苦しているうちに夕方に。

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↑なんとか設置したテント。

傾斜のある地面が多いので、平らな場所を探す必要があります。海風が強いため、風向きも配慮。

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すぐそこは海。波音がザバーン、ザバーン、と響く。

このあたりで私はお箸を忘れたことに気付きました。ホットヌードルを食べられない。仕方無くプッカを食べる。カフェでハンバーガーを食べておいてよかったです。

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椅子に座ってiPadで「ケイゾク」を試聴。

そのうち、霧が出てきたのでテント内へ。

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テントで寝ていると、大きな波音、それに時々ウミネコの鳴声が聞こえてきます。

そしてもっと近い所から別の声が聞こえてきました。

「キューキュー」

微かなその声は、下……地面の下から聞こえました。

あぁ、モグラが鳴いているよ……と感慨に浸りながら眠りました。

 

翌朝、なんだか顔が“しっとり”しているなぁと思いながら目覚めました。

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起きたらテントにびっしりと水滴が付いていたので、雨が降ったのかと思いましたが、違いました。

昨晩から続く霧のせいです。

辺りは真っ白で、海も見えない。

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ぼや〜とした風景。

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霧の中を散歩しながら林檎をもしゃもしゃと食べ、しばらく本を読みつつ、海の向こうの異界について考えていると、あっという間に晴れて日射しが強くなってきました。

おかげでテントが自然に乾いてくれてラッキー。

バーナーでお湯を沸かしてコーヒーを飲みましたよ。キャンプっぽい!

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コーヒーを飲んだ後、昼前には撤収して帰りました。

帰宅後ホットヌードルを食べました。

 

■反省

今回の反省点はずばり次の3つ。

・もっとコンパクトな寝袋が欲しい(ただしお高い)

・種差海岸は地面が柔らかいのでハンマー無くてもいける

・お箸を忘れたらダメ

とりあえず次回はお箸を忘れないことを目標にします!

ではでは、shineriでした。

 

 

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shineriプロフィール

学芸員(美術)のお仕事をしています。それ以外にも個人研究や趣味を色々やっております。八戸学芸員倶楽部のオバケ妖怪担当。※注:当ブログでの発言はすべて個人的なものです。